Bloodshed
Bloodshed
大きく曲がりくねった階段に重い足取り
見おろす街は 灰色夕暮れ人影もなく
全てが嘘に思えてくる
なにもかも嘘ならいいのにー
このドアを 開けるのが怖い どんな顔したらいい？
無邪気に絡みつく腕が声が胸締め付ける
そこには嘘はなかったんだから
そこには愛しかなかったはずー
全てが嘘に思えてくる
なにもかも嘘ならいいのに
全てが闇に埋(うず)もれてく
何もかも無くなればいいのに
私の血が流れたら
誰も痛まずに 誰も死なずに 朝が来るから
もっと赤くもっともっと
溢れるほどに流れたならば
なかったことにできるのに
もっと赤くもっともっと
溢れるほどに流れたならば
なかったことにできるのに
心が体を離れて ふざけきった歌が
私をつなぎとめる 行き場のない感情が
からみもつれ掻き乱される
あー私の血が流れたら
誰も痛まずに 誰も死なずに 朝が来るから
もっと赤くもっともっと
溢れるほどに流れたならば
なかったことにできるのに
無意味な血が 血が涙に
色のない涙 頬を濡らす
わらい話にもならないのに
わらい話にもならないのに
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